いよいよ冬本番という季節になってきましたが、冬ならではの魚はたくさんいます。
こちらの地域では釣れなくなってしまいましたが秋のニシン、そして日本海側では抱卵ホッケと相変わらずターゲットが悩ましい時期ではありますが、先週は抱卵オオマイを狙って、羅臼方面に行ってきました。
12月9日(土)
前日の仕事が終わって準備を整えて、出発したのは夜の10時過ぎ。
道中は鹿に怯えながらではありましたが、路面は出ており、この時期にしては快適な移動となりました。
到着したのは午前2時頃。
予定していた釣り場には先客もいなく、貸し切りだった為、すぐに竿を出してスタート。
3本体制でスタートしましたが、開始直後はアタリもなくかなり穏やかなスタートとなりましたが、その後はすぐにアタリが‥‥
しかし手応え的には走る感じがせず、オオマイのような手応えではありませんでした。
最初の魚は15センチ程のガヤ‥‥
さらに他の竿にもアタリがありましたが、同じくガヤとなかなか本命には辿り着きませんでした。
それでも何度か投げる距離を変えたり、エサを変えたりしていると、ガヤに混じりつつオオマイが釣れてきました。
30センチ超えのお腹がぷっくりとした抱卵オオマイ。
狙いの魚が釣れて一安心ではありましたが、やはりガヤと同様のサイズのクロソイが混じり、時折本命のオオマイという忙しい割にはなかなか数が伸びてはいきませんでした。
とは言えこの日は終始ほとんど風もなく、穏やかな天気で、気温もこの時期にしては暖かく、すごく釣りやすい一日でした。
日の出まで釣り続けた結果はコマイサイズも含めるとちょうど30匹(写真は24匹ですが、他のバケツに入れた6匹は出し忘れ‥‥)
もう少し釣りたいところではありましたが、最低限の数は釣れたので良かったのかなと思います。
帰宅後捌くとお腹からは卵とタチ
成熟度はもう一歩という所ではありましたが、十分に食べられるサイズでしたので良かったですね。
次回はまだ未定ではありますが、今回の数的には完全燃焼とはいかなかったので、期間的には限られてきますが、もう一度狙いに行ければと思っております。
余談
翌日10日は広尾町でまんぷく祭り(旧毛ガニ祭り)が開催されていたので参加させて頂きました。
毛ガニが浜値で売られる事もあり、以前から参加させて頂いておりましたが、コロナや不漁の影響もあり、4年ぶりの開催だったので、久々の参加でした。
当日まで販売価格が分からない方式は変わらなく、朝に発表された値段を見てびっくり‥‥
4年前から比べると約4割増し‥‥
近年色々と値上げが行われており、4年前と比較するのは何とも言えませんが、ちょっとさすがに驚きの金額でした。
少しでも漁が上向き、来年はもう少しお買い得感のある価格だと嬉しいなと思いました。
とは言え味は抜群。
久々の毛ガニを堪能させて頂きました。
また来年も無事に開催されて、参加出来ればと思います。